月夜の猫
私の大好きな事や日常の気になる事など …私の色々を書いたブログです。
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沈まぬ太陽
母がよく読む好きな作家の山崎豊子さん原作なので
母が1人で観に行くはずだった映画ですが…
ちょっと調子が悪いようだったので私は観る気が
無かったけど体調が心配だったので同行して観てきました。
【沈まぬ太陽】この映画…
10時半から始まって14時までの3時間半の
上映でした
平日だったけどおじ様おば様が凄く多くてビックリ
途中10分間の休憩が入る映画を始めてみました…
劇場内で休憩中にお弁当を広げるおば様達
そんな事、全然考えて無かった私達
あって良かったポップコーン&ジュース
終った後は目眩がするほどお腹が空きました。
話の内容としては…ジャンボジェット機墜落事件を
題材にした話で、会社のためを思ってやった事を
会社は面白くなく、次から次へと主人公への懲罰的な
人事で海外出張を10年も行かされて苦渋の人生を
過ごす。
やっと日本へ帰ってきたと思ったら同僚裏切り、
仲間達への酷い仕打ち…次々と悩みが尽きない中
この大事件
飛行機事故の残虐さが次から次へと映し出されて
事故の悲惨さを思い知らされました。
搭乗者ひとりひとりの人生と会社側の対応、
その間に挟まれた主人公…余りにも酷い会社や国の
対応に不条理を感じました。
不屈の精神と生命の尊さを問いかける作品みたいですが、
私には最後の太陽が出てきた時に『沈まぬ太陽』ではなく
『不毛の太陽』に見えて…
世の中がみんなこの映画の中のような政治家や
企業だったら嫌だな…
正義や正直が貫けない世の中は嫌だ…
なんてそんな事を思ってしまう映画でした。
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この記事へのコメント
ここまで会社のためにやれるのか
自分の利益を考えずにここまで他人のため、会社のために
仕事をやろうって人が居ないよね…
自分の利益ばかりを求める大きな闇に飲み込まれるのが普通なんだろうね
自分を信じてどこまで自分ひとりで強くなれるんだろう…
今の私ならきっと無理だと思うなぁ。
やっぱり周りで支える人が居てくれるからこそ頑張れるんだろうけどね。
いろんな事を考えさせられる映画でした。
無題